ロシア→ウクライナに石炭と電力供給

ロシア政府当局者は27日、ロシアがウクライナに石炭と電力を供給する新たな合意を結んだと明らかにした。ウクライナでは、火力発電用の石炭の備蓄が大幅に減少。長引く混乱で、発電所への発電用石炭の運搬に支障をきたしている。

ロシアは、石炭と電力を供給するにあたり、ウクライナに前払いを求めない方針

プーチン大統領の報道官は、タス通信に対し、「大統領は、エネルギー供給の危機的状況に鑑み、供給に踏み切る決断をした」と語った。

コザク副首相が地元テレビに語ったところによると、ロシアはウクライナに対し1カ月あたり50万トンの石炭を供給する計画追加の合意が達成されれば、供給量を50万トン上積みする用意があるという

ウクライナのエネルギー省によると、石炭の備蓄量は150万トンで、通常の冬の備蓄量400万─500万トンを大きく下回る

また、親ロシア派との長期にわたる戦闘で、総発電量の40%程度を担う火力発電所に石炭を供給できない状態

コザク副首相は、ロシアがウクライナに電力を供給する方針を示した。ただ、具体的な供給量は明らかにしていない。

参考 ロイター 2014.12.29

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