レアアースが消えていた→帳尻合わず

中国の30年前におけるレアアース埋蔵量は5700万トンで、正規のルートでは500万トンしか輸出・使用していないものの、今日では2700万トンまで減少したとし、わずか30年間で2500万トンのレアアースが中国から「消えてしまった」と論じる記事を掲載した

記事は、「中国の統計上において、国内で使用されたレアアースの量と輸出に回された量を計算してみると、多く見積もっても30年間で500万トンを超えない程度」と指摘した

続けて、中国政府が発表している公式の数字では、レアアースの残る埋蔵量は2700万トンしかないとし、正規のルートで輸出・使用されたレアアースが500万トンだとしても、2500万トンものレアアースが「忽然と消えてしまった」と主張、どおりでレアアースの価格が安いわけだと論じた

さらに、レアアースは普通の鉱物資源ではなく、極めて有用かつ貴重な資源であることを指摘したうえで、2500万トンものレアアースが「密輸など」で消えてしまったのは国の利益を考慮せず、私腹を肥やそうとした人びとがいたことを示すと批判。

続けて、資源や輸出などを管理すべき行政も形骸化し、乱開発が行われ、密輸がはびこっていたはずと主張、レアアースの史上最高価格は1トンあたり10万米ドル(約1163万円)だったとし、密輸によって多額のカネが密輸業者の懐に入ったはずだと批判した

また記事は、レアアースという希少な資源を保護するためにはレアアース鉱山の閉山を通じて採掘させないことが重要だと主張。環境保護を名目とした基準を策定し、基準に達していない鉱山はすべて閉山させ、環境保護を通じてレアアースの採掘量をコントロールすべきではないかと主張した。

参考 サーチナ 2015.01.19

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