マレーシア→トヨタカリム7000台

UMWトヨタ・モーターは2日、マレーシアで現地生産する中型セダン「カムリ」の第7世代モデルを市場投入した。ハイブリッド車(HV)モデル「カムリ・ハイブリッド」、ガソリンエンジンモデルの「カムリG」「カムリE」の3車種で年内に9,000台の販売を目指す。そのうち約8割(約7,000台)は政府の省エネルギー自動車(EEV)認証を取得したカムリHVでけん引するという

UMWトヨタは、前世代となる第6世代カムリについて、ガソリンエンジンで2.5リッター、2.0リッターの両モデルを現地で生産、販売してきた。今回の第7世代投入に合わせ、2.5リッターエンジンモデルのカムリHVに、2.0リッターモデルのガソリンエンジン2車種を合わせた計3車種に切り替える
昨年のカムリ販売台数は約6,000台で、2.0リッターモデルが約8割、2.5リッターモデルが約2割だった。カムリHVの投入で、2.5リッターと2.0リッターの割合をほぼ反転させる目標を掲げる。イスメット・スキ社長は、3月半ばから4月1日時点までで、3車種合わせて既に300台の予約を受け付けたことを明らかにした。
カムリHVは、環境性能を大幅に高めた4気筒の「VVT―iW」エンジンを搭載しており、トランスミッションは6速AT車内にはワイヤレスのスマートフォン充電装置や快適性を高める微粒子イオンの発生装置なども備えている。カラーは、新たに加えたグレーメタリックを含め5色。3車種の販売価格(マレー半島部、保険料抜き)は、カムリHV(2.5リッター)が17万4,900リンギ(約568万円)、ガソリンエンジンのGモデル(2.0リッター)が15万9,900リンギ、同Eモデル(同)が14万9,900リンギ。
イスメット・スキ社長は、カムリHVの価格設定について、マレーシア政府のEEV認証取得に伴う税制優遇策を受け、同クラスのHVモデルとしては大幅に抑えた点をアピール「燃費の良さ、車体の高機能性を考慮すれば、かなり買いやすい価格になっている」と述べた国内のHV市場はまだ小さいものの「消費者の環境意識は高まっており、市場を掘り起こせると考えている」と自信を示している
30代以上の上位中間層を主要な販売対象に据える。
UMWトヨタは、スランゴール州シャアラムの同社グループ製造子会社、UMWトヨタ・アッセンブリー・サービシズでカムリを生産する。トヨタ自動車は東南アジア諸国連合(ASEAN)では、タイでカムリ、プリウスのHV現地生産を始めているが、マレーシアではカムリHVが初めてとなる。

参考 NNA 2015.04.03

 

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