フジモリ氏長女独走→大統領選まで1週間

10日投開票のペルー大統領選が1週間後に迫った

1990年代に日系人で初めて政権を率いたアルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女ケイコ氏(40)が36%の支持率を獲得し、2位を争う候補者に約20ポイント差をつけ独走。同国初の女性元首を目指している

ケイコ氏は2011年の前回大統領選挙にも立候補したが、人権侵害罪で禁錮25年の有罪判決を受けた父の強権的な政治姿勢を批判する「反フジモリ票」に苦しみ、決選投票で敗北した。この教訓を生かした今回は「父と私は違う」「過去ではなく、未来のために闘う」と繰り返し演説。父と距離を置く姿勢を強調し、支持を広げている

フジモリ元大統領は左翼ゲリラ対策を強化して治安や経済を立て直した実績がある一方、政権末期に発覚した汚職への批判も強く、国民の評価は今も大きく割れている離婚した母に代わり、史上最年少で「ファーストレディー」を務めたケイコ氏に父のイメージを重ねる有権者も多く、「娘への投票は、父親への投票と同じだ」とフジモリ氏の批判勢力に支持を呼び掛ける対立陣営の動きも根強い

時事通信2016.04.02

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