フィリピン→進む汚職改善

フィリピンは汚職の改善が進んでいる。世界各国の汚職を監視する独非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナルが発表した世界の汚職度ランキング調査2014年版で、フィリピンは175カ国・地域中85位だった。12年版の105位、13年版の94位から着実に順位を上げている

アキノ大統領は汚職撲滅を最重要課題の一つに挙げており、政府の取り組みが奏功しているもようだ。現地経済紙ビジネス・ワールドなどが報じた。

同調査は世界銀行など国際機関による各国の汚職に関するデータに基づいて「腐敗認識指数」(CPI)を算出した。100を最高とし、点数が低くなるほど汚職度が高いことを示す。フィリピンのCPIは38で、12年版の34、13年版の36と比べて改善した

今回の調査結果に対して同国中央銀行は、予算執行の透明性が向上し、汚職が横行する政府機関の改革が進んでいることなどが評価されたとの見方を示した。また、同国の財界団体マカティ・ビジネスクラブの事務局長は、官民が一体となって汚職追放に取り組んだ結果としながらも、さらなる汚職の改善に向けて努力が必要と指摘している

近隣国のCPIは、シンガポールが84、マレーシアが52、タイが38などで、アジア太平洋地域の平均が43と、いずれもフィリピンの数値を上回る

世界で一番汚職度が低いとされるのはデンマーク(CPIは92)、次いでニュージーランド(91)、フィンランド(89)の順と続き、日本は15位(76)だった

参考 Sankei Biz  2014.12.17

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