ヒマワリ育て食用油に→ヘルシー風味コク

京都府和束町に移住して茶農家となった男性が、休耕田でヒマワリを育て、食用油作りに取り組んでいる「ヘルシーでコクのある風味のヒマワリ油の魅力を知ってほしい」と話している
愛知県春日井市出身の野池佑磨さん(34)=和束町中。同志社大卒業後、会社員を経て2006年から町内の茶農家でアルバイトし、独立した。「お茶の忙しい時期と重ならず、夏の風物詩として景観にもいい」と、2年前から油の原料用にヒマワリの栽培を始めた
ヒマワリの種を原料とした油は熱に強く酸化しにくいオレイン酸を含み、炒め物などの調理に向いているというオレイン酸の多い品種改良された種子を種苗会社から購入し、6月から10アールの畑で約2千本を育てている
9月中旬以降、成熟した花から種を収穫する作業を進めている。一輪に千個ほどの小さな種が付いており、手作業で丁寧に剥がし取っていく天日干しして乾燥させた後、専門業者の搾油を経て50リットルほどの油になる

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今年の製品は町内の「和束茶カフェ」に初めて置く予定で、「地元で作った油をまずは地域の皆さんに使っていただきたい」と話している。
また、「市販の油はさまざまな用途に使えるよう色や味、匂いの特徴が消されている。油そのものの風味や味を楽しみ、欧米のように調味料として使うような文化が少しでも根付けば」と期待している

参考 京都新聞 2015.09.29

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