ハンプー容疑者辞任→トヨタ

トヨタ自動車は1日、「オキシコドン」と呼ばれる麻薬成分を含む錠剤を密輸したとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕された米国人女性常務役員のジュリー・ハンプ容疑者(55)が辞任したと発表した。ハンプ容疑者が6月30日に弁護士を通じて提出した辞任届を同日付で受理した。
トヨタは辞任を認めた理由を「逮捕以降、世間を大変お騒がせし、多くの方々に心配や迷惑をお掛けしていることを勘案した」と説明した上で、「改めておわびする」と謝罪した
ハンプ容疑者は今年4月、国籍や性別、年齢に関係なく多様な人材を活用する「ダイバーシティ」推進の目玉として、トヨタが初の女性常務役員に登用した。しかし、米国から国際宅配便で麻薬成分を含む錠剤57錠を密輸したとして、警視庁が6月18日に逮捕。23日に愛知県豊田市のトヨタ本社が捜索を受けるなど事件の影響が広がっていた
日本に常駐する初めての外国人役員だったハンプ容疑者が就任からわずか3カ月で辞任したことで、トヨタの受け入れ態勢の不備が浮き彫りになった。ただ、同社は「世界のどこでも社員が安心して働き、活躍できるよう、改善すべき点はしっかりと改善する」として、引き続き人材の多様化を進める方針だ

参考 時事通信2015.07.01

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