ニキビの多い人→アブラ臭を発生する!?

ニキビの原因になる顔のアブラは、皮脂腺と呼ばれる組織から分泌されます皮脂腺は、毛が生えているところであればどこにでも存在します数では、頭が800個/cm2と最も多く、次いで 顔、背中、手足と続き、顔の中では特に、ひたい、みけん、鼻、あごなどのTゾーンに多く存在しています

しかし、アブラが多い人が、皆、ニオイを発生しているわけではありません人の皮脂の主成分はワックスエステル、トリグリセリド、スクアレンなどですから、顔につける栄養クリームと成分は一緒です。つまり、本来なら、肌に潤いと張りを与える物質なのです。 では、なぜ、アブラからニオイが発生するのでしょう

●アブラが酸化するとニオイが発生する

家庭で食用に使うアブラを思い浮かべてください。新しいアブラはほとんどニオイはありませんねしかし、古くなるにつれ、黄色く変色し、特有のニオイを発生するようになります。つまり、アブラが空気に触れて酸化することが原因なのです

人の皮膚では、皮脂腺から分泌された皮脂は、毛穴の管を通って皮膚の外に排出されます。しかし、その途中で長い時間停滞すると、皮脂は酸化されて脂肪酸に分解されますこの脂肪酸が特有のニオイを発生するのです。では、どのような環境下で、皮脂量が増え、毛穴に停滞するのでしょうか?

●ストレスや食事でニオイは強くなる

ストレス

肉体的あるいは精神的ストレスがニキビを悪化させることはよく耳にするでしょう。ストレス下においては、副腎からアンドロゲンという男性ホルモンが分泌されます。これは、皮脂腺を発達させ、多くの皮脂を合成、分泌します男性ホルモンと言っても、女性の体内でも作られます

通常は思春期ころから増え、20歳すぎると徐々に減ってきますが、いつもストレスを感じていると、20歳過ぎてからも多く分泌されます顔のテカリやヒゲの生える場所にニキビを繰り返す人は、男性ホルモンの多い証拠です

食事

動物性脂肪を多く取り過ぎると皮脂の分泌が増えてくるのは当然のことです。しかし、アブラを増やすのは脂肪だけではありません。炭水化物や糖質ばかり摂っていても、体内で脂肪に変わり、皮脂の原料となってきます。偏った食事はニオイのもとになりますので、タンパク質や野菜類もバランス良くとりましょう

毛穴のつまり

洗顔が不十分だったり、化粧したまま寝てしまう生活が続いてしまったり、保湿力のつよいクリーム系の化粧品を普段から使っていると毛穴が詰まりやすい状況に陥ります

毛穴に古いアブラが詰まると、それをエサにしてニキビ菌が集まってきますニキビ菌は常在菌として、皮膚の深い部分に生息していますが、皮脂が増えることによって、数を増します

さらに、菌の出す細菌性のリパーゼという酵素の働きによって、皮脂が分解されてニオイの強い脂肪酸になるのですこれが毛穴の壁を刺激したり破壊すると炎症がおき、ニキビの原因になるのです

ストレスや食事に気をつけ、皮脂を作らせないようなカラダを作りましょう

たっぷり化粧水で、ニオイ対策

アブラを減らし、ニオイの元を断つスキンケアを紹介します。
アブラの通り道の毛穴がカラカラに乾いていると、皮脂がスムースに毛穴の管を通過することができません。したがって、洗顔後の水分補給はとても大切になります

また、皮膚表面にビッチリこびりついた皮脂は、通常の洗顔料では取れにくいものです。酵素入りや、ピーリング剤入りの洗顔料がお勧めです

クリニックでおこなうケミカルピーリングはPH2~4程度の酸を使用しますが、皮脂膜や角質を溶かし、毛穴の詰まりを取り除くことが可能です

ビタミンC誘導体入りの化粧水には、皮脂の分泌を抑える作用がありますので、普段から使用すると良いでしょうベッタリした保湿クリームや、クリームファンデーション、リキッドファンデーションは毛穴を塞いでしまう可能性がありますので、なるべく使用を避けましょう

脂性肌の人、自分から発するニオイに気を配ってみましょう。

参考 ネタりか 2015.07.19

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