ドイツ車→日本部品を多数採用

中国メディアの駆動之家は19日、日本車とドイツ車の性能の比較について、「あれこれと考えてももはや意味を成さない」と論じる記事を掲載し、その理由としてドイツ車には日本製の部品が数多く採用されているためと主張した

記事は、ドイツ車としてフォルクスワーゲンの中国法人が製造・販売をしている自動車ブランドを例に取り、「中国ではマゴタンやゴルフといったフォルクスワーゲン車に搭載されている自動車用過給機(ターボチャージャー)は、日本企業である造船・重機大手の「IHI」の製品であり、IHIの合弁会社である長春富奥石川島増圧器有限公司が生産したもの」と紹介。さらに、信じられないならばフォルクスワーゲンの「ゴルフを分解してみてみれば良い」と論じた。

さらに日本企業のターボチャージャーが搭載されているのはフォルクスワーゲンの車だけではないとし、同じくドイツ車ブランドであるBMWの一部車種においても「三菱製のターボチャージャーが搭載されている」と論じた

また記事は、フォルクスワーゲンやドイツ車ブランドのアウディ、ポルシェには日本の自動車部品メーカであるアイシンのトランスミッションが搭載されているとし、そのほかにもヨーロッパの代表的な自動車メーカーやブランドである、ボルボやサーブ、オペル、ランドローバー、プジョーなどにもアイシンのトランスミッションが使われていると伝えた

また、フォルクスワーゲンはアイシンのトランスミッションから自社開発トランスミッションであるDSGに一時切り替えたものの、2012年にDSGの不具合によって米国で事故が頻発したと紹介、再びアイシンのトランスミッションを採用せざるを得なかったと伝えた。

そのほか記事は、中国国内で生産される自動車の大半に採用されている鋼板は中国国営企業グループの宝鋼集団の関連会社が生産しているものと紹介する一方、「実際には日本の新日鉄との合弁企業であり、その技術も新日鉄の技術だ」と紹介。そのほかにも溶接ロボットや自動車用マイコンにおいても日本企業の存在なしでは中国ではフォルクスワーゲンは成り立たないと主張した

参考 サーチナ 2014.12.26

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