スマートフォン→真の4Gは2016年(約10倍)

「3G」の後に登場した「LTE」はもう皆さんすっかりお馴染みだと思いますが、これは実はNTTドコモが本来の「4G」規格までの“つなぎ”として開発していた「Super 3G」と呼ばれる規格を基にしたものです。そのため便宜上「3.9G」と言われることもあります。そもそもLTEは「Long Term Evolution(長期的な進化)」の頭文字をとった略語であることにも、「4G」へのスムーズな移行を前提とした意味合いが込められています

それではなぜ現在、NTTドコモの「Xi」に対して、auが「4G LTE」ソフトバンクが「SoftBank 4G LTE」という名称を使っているのでしょうか。これはもちろん、NTTドコモが「4G」の開発に後れを取ったことを意味するわけではありません。実は2010年12月にITUが「LTE」「WiMAX」「HSPA+」など「3G」の発展形である規格を「4G」と呼称するのを許可したため、本来の「4G」とは異なる、いわば“仮の「4G」”が誕生したわけです。

冒頭では「3G」「LTE」「4G」を並列に扱うような記載になりましたが、上記の内容からも分かる通り「3G」「4G」は世代名で、「LTE」は通信方式の名称となります。つまりITUの区分としては「3G」→「LTE」→「4G」ではなく、あくまでも「3G」→「4G」なのです。

2016年度に各社が正式サービスをスタートする見込みの「4G」は“真の「4G」”といえるでしょう。こちらの特徴は、なんといっても伝送レートの向上で、現在使われている「LTE」の約10倍に匹敵するほどです。

参考 the PAGE   2014.01.31

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