スマホ部品メーカー破産

グラス・ワン・テクノロジー(株)(TDB企業コード815009247、資本金3億5400万円、東京都千代田区丸の内1-1-1、代表堀野智氏)は、債権者より破産を申し立てられ、4月13日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた

破産管財人は平山隆幸弁護士(東京都新宿区新宿2-9-22、平山法律事務所、電話03-5363-7391)。

 当社は、2013年(平成25年)3月に国内大手商社の出身者らによって設立された、スマートフォン・タブレット端末用タッチパネル加工、製造業者2013年9月には工場用地として、佐賀県吉野ヶ里町と進出協定を締結し、同地に工場を設置したほか、同年10月には円高・エネルギー制約対策のための先端設備等投資促進事業補助金を経済産業省から交付されていた。また、解散した地元企業の工場を買収し第2工場として、タッチパネル月産400万枚を計画しており、月商9億円以上、通期売上高50億円を目標に掲げ、佐賀第1工場を含め最終的には従業員400名体制とする意向にあった

しかし、近年スマートフォン向けなどのタッチパネル市場が停滞するなかで競合が激化し、計画が思うように進まず、2014年9月期の年売上高は約2億3000万円にとどまっていた。こうしたなか、受注を伸ばすことができず先行投資した設備の維持費が財務を圧迫資金繰りが悪化したことから、2月18日までに事業を停止、任意整理に入っていたなか、3月30日に東京地裁より包括的禁止命令および保全管理命令を受けていた

負債は2月25日時点で約29億6600万円だが流動的

参考 帝国デーダバンク 2015.04.13

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