グーグル無人飛行機→バッテリーの技術

現在グーグルが進めている、成層圏からの高速インターネットサービスこと「SkyBender」ミリ波を利用した5Gの高速インターネットの提供を狙った同プロジェクトですが、その電波の中継には無人機(ドローン)の利用が計画されています。そんな中、海外メディアのSlahs Gearはこの無人機にも利用可能な航空機用のバッテリー技術について、現在判明している情報伝えています

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公開された資料では、「飛行機の中心部から離れた場所にバッテリー格納部を配置することで安全にバッテリーを運搬し、ソーラー発電など他の搭載システムで発電した電力を安全に貯蓄し、推進用のプロペラが接続されたモーター、さらにはナビなど他システムも稼働させる」方法について説明されてます。…スゴイ長くてよくわからなくなりそうな説明ですが、要はバッテリーをメインシステムから離れた場所に配置する技術と考えればOKです

上の図で見ると、バッテリーの収納部は翼の途中からぶら下げられた番号「110」という場所になります。この形と位置は、まるで戦闘機などに搭載される燃料タンクの「増槽」みたいですね

多くのドローンに搭載され、また次世代の飛行機でも利用が期待されているバッテリー(特にリチウムイオンバッテリー)ですが、実は発熱や発火などの問題があります。以前にはボーイング787に搭載されたリチウムイオンバッテリーが出火し、対象のバッテリーを搭載した航空機が一時運航を停止した事がありました。また、現在も乗客による航空機へのリチウムイオンバッテリーの持ち込みは厳しく制限されています。ですので、このような安全にバッテリーを運搬する技術が必要なんでしょうね

さらに、アメリカのDARPA(国防高等研究計画局)が開発する次世代VTOL機(垂直離着陸機)は、その駆動システムには電動プロペラの採用を計画しています。現在多くの航空機は燃料を消費するエンジンで飛びますが、将来はラジコンのようにバッテリーとプロペラで飛ぶ飛行機も数多く活躍する日がくるのかもしれませんね

sorae.jp2016.04.30

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