グルコサミンを摂取しても分解されるだけ

膝や関節の痛みを和らげると謳われている、グルコサミンやコンドロイチンはどうだろう。千葉大学の山本啓一名誉教授は、

これらの成分が人間の膝の軟骨に含まれているのは事実です。軟骨は、硬い骨と骨が擦れて痛みを生じたりしないように、潤滑剤としての関節液で覆われていて、このなかでグルコサミンやコンドロイチンが重要な働きをしています」

「ただ、グルコサミンは体内でブドウ糖などを元に簡単に合成できるんです。それが歳を重ねて代謝などが衰えるにつれ、徐々に合成できなくなる。膝が痛むのはグルコサミンが足りないからではなく、それを体内で合成する力が衰えた結果外からグルコサミンを摂取したところで、体内で分解されてしまい、膝関節の成分になることはありえません。そもそも、口から摂取しただけで体内での合成が変わるなら、我々の体は摂取したものがそのまま組織の一部になり、大変なことになってしまいます

グルコサミンはエビやカニの甲殻、コンドロイチンはサメの軟骨から採れるのだそうだが、その点について内藤名誉教授が指摘する。

エビやカニなどの甲殻類が原因の甲殻アレルギーがあることからわかるように、この2つはアレルギーの原因となるアレルゲンを集めたものといえます。私が調べたなかで、健康食品による健康被害が一番多かったのがこの2つでした

参考 BOOK CAFE 2014.08.26

 

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