インド戦略拠点で支援→日本が初

日本政府は14日までに、インドの戦略拠点であるアンダマン・ニコバル諸島で、民生用電力施設整備のための基礎調査を行うと決めたベンガル湾の同諸島には軍事施設があり、インドは外国の支援を受け入れてこなかったが、今回、初の外国支援を日本に要請した中国が一方的に海洋進出を強める中、日印両国が結束を示した形だ

日本側当局者によれば、南アンダマン島チャタン発電所にあるディーゼル発電機と関連設備の更新と整備について、インドが支援を求めてきた。日本は発電施設か送電線の整備を想定しており、調査を通じて支援する場所や内容を決める。この発電所は南アンダマン地域の重要な電源だが、住民への電力供給能力不足が深刻化している

ベンガル湾はマラッカ海峡を経て南シナ海につながる戦略的に重要な海域で、中国の潜水艦の動きが活発化している

インド洋周辺では中国がスリランカやミャンマーで港湾整備を支援する「真珠の首飾り戦略」を進めており、インドは警戒を強めてきた

インド海軍は中国の潜水艦を監視するため、諸島の南端の飛行場を本格的な施設として拡充を図り、偵察機を展開する方針だ。ただ、日印両国政府の当局者は、今回の支援に戦略的な意味はないとしている。

第二次大戦中、旧日本軍が駐留したアンダマン・ニコバル諸島は、一部地域で外国人の立ち入りが規制されている。

産経新聞  2016.03.15

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