アラフォー世代の生理・妊娠について

35歳以上での出産は本来、高齢出産といわれます。しかし日本の平均初産年齢は30歳を超えており、40歳以上での出産も当たり前となってきました
それでも30歳代までの妊娠・出産とは大きく違う点もあります。今回は40歳からの妊娠や避妊についてみてみましょう。

◆妊娠年齢と流産について

一般に、女性の年齢と妊孕力(妊娠のしやすさ)には関係があり、最も妊孕力が高いのは22歳前後そこから年齢と共に妊孕力は下がり、22歳を1とすると、35歳では0.440歳では0.2まで減少するといわれています
また、妊娠早期の流産は妊娠全体で15%くらいですが、年代によりほぼ一定しており、35歳から39歳で20%40歳代になると40%とその確率も高くなり、妊娠を継続させることが難しくなってきます

◆40代の不妊治療について

不妊の原因は、女性側、男性側、あるいは両方に問題があるなど様々です。女性の社会進出による晩婚化、医療の発達、生殖技術の進歩により、不妊治療を受ける人の数はここ数年で急激に増えていますが技術が発達したから40歳を過ぎても不妊治療をすれば妊娠する、というわけではありません
不妊治療にはいくつかの段階がありますが、高度生殖補助医療治療(ART:体外受精・胚移植法、顕微授精法など)を行っても、卵子自体の能力が低下するため30代後半になると、妊娠することが難しくなり45歳になるとほとんど妊娠することできなくなります流産率も同様に、年齢を重ねるにしたがって高くなっていきます妊娠から出産までの間に何かしらの問題が起こるケースや妊娠高血圧症を起こすケースも多くなります

◆40代のbirth control(妊娠と避妊)

40歳代では妊娠の確率は非常に少なくなるのですが、それでもゼロになるわけではありません。全妊娠数に対する出生数と中絶数から算出された中絶率について年代別にみると、15~19歳が多く、年代が上がるごとに減少傾向になります。
しかし35歳を過ぎると今度は増加傾向となり45~49歳がおよそ63%と最も多くなっています

40歳代以上では妊娠数自体が少ないので実際の中絶件数は30歳代までよりもぐんと少なくなりますが、その一方で中絶件の割合多いのは、身体的、経済的な理由で産むという選択をすることができない割合が増えるということになります。

参考 Mocosuku Woman 2014.12.06

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