なぜ「美肌にキウイ」なのか?

9月1日は「キウイフルーツの日」。キウイフルーツの輸入などを行うゼスプリ・インターナショナル・ジャパンは「キュウ(9)、イ(1)」の語呂合わせから、この日をキウイの記念日にしたそうですキウイは美味しいのはもちろん、健康や美容によい影響を与えてくれるフルーツ。きれいな肌を保つために意識的に摂取している女性も多いのだとか。キウイの栄養素のどこがスゴイのか見てみましょう

◆レモンと比べてみた…ビタミンC&ビタミンEがスゴイ!

美肌のための栄養素といえばビタミンC。ビタミンCは免疫力を強化し、抗ストレス作用をもたらします。日焼けで生じる炎症を抑えて肌をダメージから守り、さらにコラーゲンの合成をサポートしてくれる外せない栄養素です。ビタミンCといえばレモンが思い浮かびますよね。そこでまず、レモンとキウイを比較してみましょう。

・レモン果汁1個分(45g)
ビタミンC 22.5mg
ビタミンE 0.05mg

・キウイ1個(87g)
ビタミンC 60.03mg
ビタミンE 1.13mg

1個あたりに含まれるビタミンCは、レモンよりもキウイの方が多いことがわかります。また、レモン果汁1個分を摂ることは容易ではありませんが、キウイ1個であれば手軽に食べることができます

ビタミンEの量にも注目です。レモンはビタミンCを摂るには優れたフルーツですが、ビタミンEの効率的な摂取は期待できません。その点、キウイにはビタミンEが一定量含まれていますビタミンEは細胞や赤血球を包む膜を作る働きがあります。糖質や脂質を抑えるダイエットを続けていると不足しやすく、知らない間に肌の抵抗力が落ちてしまっていることもあります。さらに、ビタミンEの抗酸化作用はビタミンCといっしょに摂ることで向上するといわれています。

◆バナナと比べてみた…食物繊維&カリウムがスゴイ!

次にバナナとキウイを比較してみましょう。

・バナナ1本(90g)
食物繊維  0.99g
カリウム 324mg
エネルギー 77kcal

・キウイ1個(87g)
食物繊維2.18g
カリウム252mg
エネルギー 46kcal

便秘が続いて腸内環境が悪化すると、肌荒れの原因になります食物繊維を摂ることは便秘の解消につながりますその意味で食物繊維を含むバナナはとても優れたフルーツです。しかし、キウイに含まれる食物繊維の量を見ると、なんとバナナの2倍以上! それなのにカロリーはバナナ77kcalに対してキウイ46kcal。つまり、キウイは食物繊維たっぷりで、カロリーは低めなのです。

カリウムには体の水分量を調整する働きがあります不足すれば、むくみの原因になります。カリウムの量はバナナ324mgに対してキウイ252mg。バナナの方が豊富ですが、キウイも十分に優秀といえるでしょう。

もちろん、レモンもバナナも健康と美容に良い影響を与えてくれるフルーツですただ、どれか1つを選ぶとすれば、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、カリウムが同時に摂れ、その上カロリーも抑えられるキウイのお得感が際立ちます。熟したキウイの皮をむくのはけっこう大変です。失敗すると形が崩れ、手もベトベトに…。忙しい朝にそんなことはしていられない、手早く摂りたい、という人は、キウイを半分に切ってスプーンでくり抜いて食べるとよいでしょう

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執筆:斉藤雅幸(Mocosuku編集部)
監修:山本ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士、サプリメントアドバイザー、食生活アドバイザー。株式会社とらうべにおいて、企業で働く人の食と健康指導、糖尿病などの疾病を持つ人の食生活指導にあたっている

参考 Mocosuku編集部 2015.09.01

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