こんなにある→立ち合い出産のメリット

◆立ち合い出産のメリット

●妻の不安がやわらぐ
2005年3月に新潟青陵大学が行った「夫立会い分娩に対する分娩者側と医療者側の意識」によると夫が立ち合い出産をしてよかった理由のトップに「不安がやわらいだ」(66.7%)があげられました。また、助産師からみた立ち合い出産の長所としては「身内がそばにいるだけで安心産婦が本音を出しやすい」(45.5%)といった声があがっています
出産は人生の一大イベントですひとつの命をこの世へ生み出すことに不安やプレッシャーを抱えているとき、頼りになる夫が支えてくれれば心強いでしょう陣痛から出産までの痛みを分け合うことはできませんが、夫に声をかけてもらうことで妻には安心感が産まれます

●夫が育児に協力的になる
同調査のなかで次に挙げられたのが「夫が育児に協力的になった」(27.3%)という回答です。これについて助産師も「夫も子どもの誕生を実感し、子どもへの愛情が深まる夫が育児に積極的になる」(40.9%)としています。
一般的に、お腹のなかに命を宿し母性が芽生える女性と比べ、男性は父親であることを自覚するまでに時間がかかることが多いと言われています。立ち合い出産により、赤ちゃんが誕生する瞬間を体験することで、父親であるという実感がわくようです

●夫婦の絆が深まる
また立ち合い出産により「夫婦の絆が強まった」と回答している人も15.2%おり、助産師も「妻の頑張りを見て愛情が深まる」(27.3%)と答えています
夫婦そろって赤ちゃんが産まれてくる瞬間に向き合う機会。ふたりで出産を乗り越えることは、夫婦の絆を深めることにつながります夫が立ち会うことで、出産の大変さや苦しさを実感することができ「産んでくれてありがとう」と妻への感謝の気持ちも生まれるようです

◆立ち合い出産で「夫ができること」とは
一方で立ち合い出産について「夫は役に立たなかった」という回答者もいました。妻が出産に苦しむなか、何をしたらいいのかわからずに、オドオドしてしまう人もいるでしょう。立ち合い出産のなかで、夫は妻にどんなことをしてあげられるのでしょうか?

マッサージをする
きつい陣痛の痛み。これを和らげるためにはマッサージが有効です。姿勢を変え、腰のあたりを中心にマッサージすることで、痛みが軽減されます。テニスボールのような硬めのボールを使って腰を強く押してあげるのも効果的です。

声をかけてあげる
「頑張ってね」「もうすぐ赤ちゃんに会えるよ」などと声をかけてあげるのもいいでしょう。出産の痛みを共有することはできませんが、出産の喜びを共有することはできます。頑張っている妻へエールを送りましょう。

汗をふく
出産には大量を使うため、大量の汗をかきます。こまめに水を飲ませてあげたり、汗をタオルで拭いてあげたりといった心遣いも大切です。また、うちわであおいであげるのもいいですね。

手を握る
なんて声をかけていいのかわからず、また妻がマッサージを嫌がった場合は手を握るだけで十分です。陣痛や出産の痛みで朦朧としているなか、信頼できる夫が近くにいると感じられることが重要です

出産前によく考えよう
立ち合い出産のメリットがたくさんあるとはいえ、普段から見慣れない血にショックを受けて倒れてしまう男性もいます。また、妻が苦しむ姿を見ることにたいしてマイナスイメージを持つこともあるでしょう。立ち合い出産をしたことで、少なからずセックスレスになってしまったという夫婦もいます。出産前に夫婦でよく考え、子どもの誕生を待てるといいですね。

参考 Mocosuku編集部 2015.06.22

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