「老眼」→生きてきた証

眼は身体のなかでも大事なパーツです。最近では眼鏡やコンタクトレンズの種類も豊富で、おしゃれのひとつとして取り入れられることも増えてきました。そんななか加齢とともに文字が読みにくくなる「老眼」に悩まされている人もいるのではないでしょうか?

10月10日は「目の愛護デー」ですが、今日はこの「目の愛護デー」に因んで、「老眼」について色々と考えてみましょう。

加齢とともに見えにくくなる「老眼」とは?

老眼は加齢によって水晶体の弾性が失われ、近くのものにピントを合わせるのができなくなっている状態のことを言います。遠くを見るよりも、近くを見るときに困難をきたす状況を指します

一般には「老眼」と呼ばれていますが、正式名称は「老視」ですだいたい40代ごろから自覚されることが多いですが、実際には20歳前後から目の焦点を合わせる調節力の減少は始まっていると言われています早い人では30代半ばあたり、遅い人でも50~60代までには老眼であるという自覚症状を持ちます。症状は主に次の通りです。

・本や新聞の字が見えにくくなる
・薄暗い場所での文字が見えにくい
・眼が疲れやすい
・近見作業中に遠くを見るときや、遠くから近くに目を移したときにピントが合いにくい

老眼になると近くのものが見えにくくなるので、本や新聞を遠くに離して読むようになります老眼は顔にシワができたり顔がたるんだりするのと同じ老化現象なので、避けることはできません

老眼の治療法としては、眼鏡をかけたりコンタクトレンズをつけたりして調整力の衰えを補います。近用の眼鏡である「老眼鏡」もあります。老眼鏡には近用のみのタイプの単焦点レンズと、遠近両用タイプの多焦点レンズがあります

日常生活のなかで老眼が問題になっている人は、ライフスタイルに合わせて使用するのもいいでしょう。コンタクトレンズであっても遠近両方のものが販売されています。

不可避な「老眼」、どう受け止める?

さて年齢を重ねると不可避の老眼ですが、老眼であることを公表するのは、「老いた」印象を与えるのでは?と躊躇する方もいるのではないでしょうか。実際に、現代人は、老眼をどのように受け止めているのでしょうか。

クリエイティブサーベイ株式会社が45~55歳の女性600名を対象に行い、2015年10月に公表した「老眼に関する意識調査」によると、「老眼であることを周りに公表することに抵抗を感じる」と答えた人は、わずか27.7%約7割以上の人が、老眼を前向きに捉えていることがわかります

また、「老眼を公表している人に対して好感が持てる」と答えたのは91.8%。老眼を受け入れていく姿勢は、周囲の人からみても、潔く、好ましく映るのでしょう。

同調査のなかで小玉眼科医院理事長の小玉裕司先生は、月日を積み重ねてきた証ととらえ老眼を「キャリアアイ」と呼んでみてはどうかとコメントしています。これまで沢山のものをみてきた眼を大切にして、老眼を受け入れていきたいですね。

参考 Mocosuku編集部 2015.10.10

【関連する記事】