「合格党員になれ」と指示→党員引締め

29日付の中国共産党機関紙・人民日報によると、習近平指導部は党規約と習総書記(国家主席)講話の二つを学習し、「合格党員」になるよう全党員に指示する政治キャンペーンを展開している
北京では3月3日から全国政治協商会議(政協)、5日から全国人民代表大会(全人代=国会に相当)を開催。2013年から言論統制を強めているが、党内の穏健な「異論」も徹底的に抑え、習主席の求心力が高まるよう引き締めを強化する狙いだ
北京の共産党筋は、党指導部の方向性として(1)党内であろうが、異論に対して断固たる対応を取る(2)習氏を「党中央の核心」と持ち上げる動きが加速する―と解説したその背景には、急進的な反腐敗闘争や軍改革に対する党・軍内の不満のほか、経済成長の鈍化、南シナ海問題での対外関係の緊張などを受け、「習主席の政策がうまく進んでいない」ことへの党内の批判が潜んでいる
こうした課題は、国際社会も注目する全人代でも主要議題となる。習主席は批判の声に危機感を持っており、2月19日には党機関紙・人民日報や国営の新華社通信、中央テレビを相次ぎ視察。「官製メディアは党・政府の宣伝の陣地であり、党を代弁しろ」と命じ、共産党による世論支配を強化して世論から異論を排除する意向を示した

時事通信  201+6.2.29
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