「お茶」も売れない時代に

静岡茶、今年の生産量は、過去最低だった前年をやや上回る1万2千トン前後にとどまる見通しだ。

2年連続の大幅減産になれば取引価格が高くなりそうなものだが、買い手に品薄感はなく、取引も盛り上がりを欠いた

「生産が少ない上に、去年よりいいお茶ができて割安なのに、ここまで売れないのか」、なかなか買い手がつかない見本茶の盆を前にため息をついた
価格は、前年より10%以上安い2100円台で終止した。

今シーズンの県内一番茶取引は、中山間地など生育が遅い産地ほど安値での取引を強いられた

グリーンティー大川茶農業協同組合(静岡市葵区)の内野督勝組合長(66)は「肥料代などを賄うために工賃を削っている。生産者は完全にタダ働きだ」と悲鳴を上げる

傾斜地の茶畑が多い中山間地では、機械化などによるコスト削減が難しい。2010年の凍霜害以降、採算性の低下や高齢化で茶畑を手放す農家が急増

参考  静岡新聞社 2014.05.25

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